オーストラリアの道路交通標識一覧と見方を解説

ケアンズでレンタカーを借りて運転する際に抑えておきたい道路標識がいくつかあります。

全て頭に入れる必要はありませんが、最低限覚えておかないと違反で捕まったり、事故に繋がるような標識はしっかり頭にいれておくようにしましょう。

日本の道路標識と似ているものが多いので、覚えるのにさほど苦労はしません。また、日本に無いような標識であっても標識の絵柄で何となく想像できるようなものが多いです。

覚えておきたい基本的な道路標識一覧

下記の標識だけを覚えておけば大丈夫ということはありませんが、まずは下記の標識は最低限抑えておきましょう。

道路標識	標識説明
	駐車禁止 この標識がある場所では、駐車禁止です。
	ラウンドアバウト この標識がある先にラウンドアバウトがあります。ラウンドアバウトの通行方法に関しては、「ラウンドアバウトの通行方法」のページを参照下さい。
	一時停止 一時停止し左右を確認して進んで下さい。
	一方通行 矢印の方向に一方通行です。
	進入禁止 進入禁止の場所です。
	制限時速60㎞ 日本と同じですが、一般道で100㎞など普通にあります。
	横断歩道あり この標識の先に横断歩道があります。
	UターンOK Uターンしても構わない場所
	動物飛び出し注意 標識の動物が飛び出す可能性があります。NEXT○○kmは、この先○○kmの間、飛び出す可能性があるということ。動物の種類は様々です。
	踏切 標識の先に踏切があります。山の方に行くと、踏切がなく線路だけがある場合もあるのでしっかり、左右を確認しましょう。

補助標識の見方

オーストラリアの道路標識自体は、日本の標識と似ているものが多く見るだけで何を意味する標識かおおよその検討が付きます。しかし、標識によっては標識の下に色々な文字や数字が書かれている補助標識があります。補助標識自体は日本にもありますが、標識の絵柄と違い何を意味するか知らないと分かり難いです。実はこれが一番厄介で、知っていないと標識の意味を全く間違ってとらえてしまう可能性があるので注意が必要です。

例えばこの道路標識の下に記載されている「NEXT 20 ㎞」とはどういった意味だと思いますか？

• 「これから20㎞の間、カンガルーの飛び出し注意」
• 「20㎞先にカンガルーが飛び出す場所がある」

恐らくこのどちらかだとすぐに想像できると思いまが、この両者では注意すべき区間が全く異なってしまいます。そういった補助標識の意味を2つだけ紹介したいと思います。

補助標識	標識説明
	ここから20㎞の区間は、カンガルーの飛び出し注意という標識です。「NEXT 距離」、「FOR NEXT 距離」と言った表記がされます。カンガルー飛び出し標識を例としていますが、様々な標識の補助標識として利用されるので覚えておきましょう。
	標識から右の区間は、最大3時間駐車できる有料駐車場の看板です。月曜日から金曜日の8時30分から17時までと、土曜日の8時30分から11時30分までが有料という意味になります。例は駐車場の標識ですが、このような時間の表記は他の標識にも利用されるので覚えておいて下さい。パーキングの標識に関しては他にもいくつかのパターンがあるので、「ケアンズ市内の路上駐車場の使い方」のページも併せてご覧下さい。

ケアンズでレンタカーを使う場合、最低限以下の4点さえ抑えておけば問題ありません。

1. 交通標識の見方
2. 路上駐車場の使い方
3. ラウンドアバウトの通行方法
4. 交通ルール(信号の見方など)

交通標識の見方はこのページに記載した通りですが、他の3点に関しては以下の関連ページに記載しているので参考にして下さい。